そもそも中医学って?

中医学。
 意外と聞きなれない単語です。
 漢方、とか、東洋医学、とかはよく聞きますが、中医学といわれると戸惑う方もいるかと思います。
 ねこやあるじも、戸惑いました。
 ということで、まずは中医学、とは、です。

 中医学は、中国で発展した医学です。
 陰陽や五行という思想(というと胡散臭いけど、体の傾向や関連性の分析です)を基本にして、四診といわれる観察を通して、弁償論治という方法で病気の分類・分析をし、漢方薬や身体的アプローチで対策をする、という医学です。

 東洋医学=中医学じゃないの?と言いたくなりますよね。
 実は東洋医学は西洋医学との対立軸の言葉なので、中医学だけではなく、東アジア圏(日本を含む)で発展した医学が含まれます。
 つまり、日本で発達した和漢や、韓国の韓医学、場合によってはインドのアーユルヴェーダも東洋医学と言われるのです。

 とはいえ、日本人的ニュアンスだと、中医学と東洋医学はほぼ同じ意味となります。
 ということで、本日は、『中医学とは』でした。

 では、また。